『最新』の治療法は『最良』の治療法か?
症例提示
私を含め、日本人というのは「最新の○○」という言葉に弱い気がします。 確かに分野や物によっては、ほとんどのケースで「最新=最良」 が成り立つものもあるかも知れません。 しかし、私が携わる歯科医療というのは、当然「医療行為」ですから そもそも「これが常に最良である」と断言できる治療法は存在しません。 治療法を決める上では様々な要素が考慮されます。 その要素一つ一つは、患者さんごとに全く異なるので同じようなケースでもインプラントを選択する場合もあればブリッジを選択する場合もあります。 考えられる治療法と、そのメリット・デメリットを患者さんごとにご提示したうえで費用、期間、意思等を考慮し、最終的な治療計画を決定していくのです。 最近、TVやインターネットにおいて- 「削らない 痛くない虫歯の最新治療法」
- 「一日で治る 最新の歯周病治療法」
- 「ドックベストセメント」
- 「カリソルブ」
- 「ヒューマンブリッジ」
- 「3Mix – MP法」
- 「ヒールオゾン」
- 「歯周内科治療」
- 「パーフェクトペリオ」