万代総合歯科診療所 ビデオコラム「セカンドオピニオンを受ける時の注意点について」
群馬 前橋 歯 治療 セカンドオピニオン
万代総合歯科診療所 のビデオコラムです。
今回のテーマは、『 セカンドオピニオンを 受ける時の 注意点について 』です。
治療を受ける上で、治療内容に 疑問を 持ったことありませんか?
例えば、「なるべくなら 抜かずに残したいのに、抜歯宣告を されてしまった」など。
そういったときは、セカンドオピニオン といって、違う医院に相談する手段があります。
ですが、ぜひとも 相談する際に 気を付けていただきたいことがありますので、参考にしていただけたらと思います。
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『 セカンドオピニオンを受ける時の注意点について 』(5m50s)のビデオコラムです。
書き起こし
皆さんこんにちは。 万代総合歯科診療所のビデオコラムに ようこそ おいでくださいました。
今回は「セカンドオピニオンを 受けるときの 注意点について」というテーマで お伝えしていこうと思います。
皆様が、お口の中に 何らかの問題を 抱えることになって、歯科医院に 受診をされた。
その担当の先生の診断、そして 治療方針、ああやって、こうやって、どうしましょう、というようなことに対して、何ら 疑問を感じずに、「ああ、そうですか。それで お願いします」ということであれば 何ら問題はありません。
けれども、たまに、「ん? そういうことをしなきゃいけないんだ」というように 引っかかりがあったときに、今の時代では、セカンドオピニオン というような考えが 浸透しているわけです。
皆様の中には、この セカンドオピニオン を取ろうとすると、最初に セカンドでなくて、ファーストの先生に、この先生に 失礼なのではないか、というように お考えになる方が いらっしゃるようです。
ちゃんと気持ちを お察ししてくださることは、大変 私からも 感謝を申し上げたい と思うんですけれども、昔は、歯科医師が、患者さんたちより 上の立場に立って、「俺の言ってることは」 というのような 時代もあったわけです。
ですが、今は、患者さんである 皆様方と、歯科医師側は 対等である ということが、当然に なってきていますので、セカンドオピニオンを 取ること自体は、決して、失礼なことではない というふうに 考えてよろしいかと思います。
また、医療側のほうも、セカンドオピニオン に行って、自分の診断が、いとも簡単に あっちこっちでひっくり返されてしまうようでは、やはり 診断力が乏しい と言わざるを得ませんので、まあ、自分も 「セカンドオピニオンを 取ってもいいですか」などと 聞かれることもありますけれども、別に 行ってきてください、というような、そういうスタンスでいます。
ほかの先生が もっといいやり方があるのでしたら、それを 選んでいただいたほうがいいんじゃないですか というようなかたちで、僕は お伝えするようにしています。
ただ、このセカンドオピニオンを 取るときに、いくつか注意点を お伝えしていこうかと思います。
一番目は、言い回しに 気をつけていただきたい ということですね。
先ほどの ファーストの先生、それに対して、セカンドオピニオンを取る 申し出をするのは、失礼なんじゃないか、というように 気遣ってくださる方は、まだ 良いのですけれども。
中には、当然、セカンドオピニオンを取る ということは、もちろん 患者さんの権利ではあるのですが、それを 全部に押し出して、「 セカンドオピニオンを取ってきます。権利ですから 」というような、こういうようなかたちで 臨まれてしまいますと
やはり、そのファーストの先生も 人ですので、あまり そういうような権利主張のようなかたちで 言われてしまいますと、本来、「いいですよ」というような OKのタイプの先生でさえ、あまり 気分をよくしない部分があるのかな と思いますので、言い回しには、十分 気をつけていただきたいなと思います。
では、具体的にどういうふうに切り出せばよいのか、ということになりますけれども、「ちょっと、先生、できれば 今回、セカンドオピニオンを取ってみたいのですが、そういうことはできますか」というような 質問形にしていただくと、比較的に言われた いわゆるファーストの先生は、受け入れやすいのかな というふうに思っています。
二番目としましては、必ずしも セカンドオピニオンを取ったから といって、必ずしも、あなたの 臨み通りの治療方針を 提示してもらえるとは 限らない、ということです。
私も、セカンドオピニオン というかたちで 依頼を受けることは、多く ありますけれども、やはり、患者さんとしては、もちろん 望み というのは理解はできるんですが、どう考えても、それは無理 というものも、やっぱりあるんですね。
「絶対に 抜くな」とか、「ちょっとでも 削ったら許さねえ」とか、私たちは 祈祷師ではありませんので、そういうことは なかなかできないのも 現状です。
それを「うん」と 言ってくださる先生を探して、セカンド、サーブ、フォース、フィフス とか そんなかたちで、もう あちらこちら、ずっと転々としていて 何カ月、3年、4年、5年 引っ張っている というような方も、過去には いらっしゃいました。
もちろん、諦めない ということは、非常に 大事にはなるんですけれども、ある程度の 折り合いをつける ということも大事なのかな、というふうに考えています。
今回は「 セカンドオピニオンを 受けるときの 注意点について 」というテーマで お伝えしました。
※ 以下も、ご参考になさってください。