万代総合歯科診療所 ビデオコラム 「義歯(入れ歯)が壊れた時の注意点について」
歯科 群馬 前橋 高崎 伊勢崎 桐生 太田 義歯 入れ歯
万代総合歯科診療所 のビデオコラムです。
義歯を使っていると、どうしても欠けてしまったりすることがあります。
その時、あなたはどう対応しますか?
これは、義歯だけに限らず、かぶせ物が欠けてしまった時も同じです。
少し欠けちゃっただけだから… といって、ご自身で修理してしまったりしていませんか?
今回の動画では、どう対応すべきなのかを 3つのポイントに分けてお伝えしています。
歯科に関するご質問をお寄せください
ビデオコラムのテーマ募集
★当院のホームページでは、ビデオコラムのテーマ募集をしています。歯科に関して疑問に思っていることなどございましたら、お気軽にご応募ください。
テーマ募集に関する詳しいご案内は、以下のリンクからご確認ください。
『義歯(入れ歯)が壊れた時の注意点について』(6m21s)のビデオコラムです。
以下、「義歯(入れ歯)が壊れた時の注意点について」の動画内容を文章に書き起こしたものです。
書き起こし
皆さんこんにちは。万代総合歯科診療所のビデオコラムに ようこそ おいでくださいました。
本日は「義歯(入れ歯)が壊れた時の注意点について」というテーマで お伝えしようと思います。
皆様の中には 歯を失ったあと、新たに歯を入れる その手段として、取り外しの入れ歯、義歯、これを選択される方もおられるかと思います。
義歯を使っている過程で、義歯が ぼきっと壊れてしまう、割れてしまうというようなことも、ご経験されることもあるかと思います。
今回は、義歯が壊れたときの注意点について ということで、解説をしていきたいと思います。
注意点の1番目としましては、破損した部分、そのかけらは 捨ててしまわないようにしていただきたいと思います。
義歯が破損すると かけらが生じてくるわけですけれども、かけらがやや小さめの場合、「どうせ、これ、もう使い物になんねえだろ」というので、捨ててしまうという方がいらっしゃいます。
実は、かけてしまっただとか、人工の歯が 脱落してしまったとかというものに関しては、もう一度 同じところに戻せるということがあるんですね。
当然ながら、捨ててしまいますと、新品と交換とか、新たに 再制作を必要とすることになる場合があって、これは費用がかさむ という方向にいってしまいます。
「新品のほうがいいんじゃねえか」という考えもあるかと思うんですけれども、確かに、かけらを持ってきても、私らの判断でも、ちょっとこれ使い物になんないなと、再制作、新品にさせてくださいということもあります。
けれども、そのかけら、一番多いのは人工の歯なんですけれども、お口の中でちゃんと使ってこられたという実績のある人口歯なので、できればそれを使うほうが、かつての安心感というのを取り戻せるということになるんですね。
ひとまず、「どうかな、だめなんじゃないか」と思っても、1回はお持ちいただいたほうがよろしいかと思います。
2番目としましては、ご自身で修理はしないようにしていただきたいと思います。
継ぎ目がぴったり合うほど、本当にきれいに、ぱこーんと割れてくることがあるんですね。
こういうような割れ方をして、ご自身が、例えば、日曜大工、DIYが得意で、ご自宅にそれなりの、代用できるような工具とか、接着剤とかがありますと、どうしても自分で直してしまうという方もいらっしゃるんですね。
また「ちょっと、噛み合わせがおかしい」とか、「ここ当たって痛えな」とかというようなときに、ご自身でやすりがけして調整をしてしまうという方もいらっしゃいます。ただ、まず間違いなく、はまってしまいます。
つまり、「こんなことしなきゃよかった」という結果になることが多いです。
一番多いのは、瞬間接着剤でもってくっつけてしまうというパターンが一番多いんですが、口腔内に入れる前提の材料ではないので、ときには人体に有害な成分が含まれてるっていうこともあるんですね。
そうやってくっつけちゃって、お口の中入れちゃうと、ちょっと、あとあとよろしくないということが懸念されるわけです。
ぜひ、いわゆる器用さに自信があったとしても、どうか、そこは我慢していただいて、歯科医院へ受診していただきたいと思います。
3番目としましては、必ずご本人が来院していただきたいということです。
先ほどお伝えしました、本当にきれいに割れて、ぴたっとくっつくような壊れ方をした場合で、なおかつ、その義歯を使っているご本人が、例えば、要介護の対象の方などで、歯科医院に来院するのが、ちょっと、やっぱり、難しいという方もいらっしゃるわけですね。
このような場合、ご本人ではなくて、家族の方がその義歯を持ってきて、「これ、くっつけてくれねえか」っていうふうにご要望されることがあります。
確かに、理論上では、それはくっつけることできるんですけれども、実際ぴったりだろうというぐらいにしても、実際 お口の中に入れてみると 「何か違うな」ということがあって、微調整など必要になることが、往々にしてあります。
ただ、先ほど申し上げました、要介護とかになってくると、本当においでいただくのが難しいという方もいらっしゃるかと思います。
現在では訪問歯科として、歯科医院側のほうが、患者さんの自宅に出向いていく ということを採用している歯科医院もありますので、そのような場合には 一旦お問い合わせいただいて、訪問診療をやっているかどうかということを確認をしていただいて、その場合は来てもらう というようなことも考えていただければと思います。
本日は「義歯(入れ歯)が壊れた時の注意点について」というテーマでお伝えしました。
※ 以下も、ご参考になさってください。