万代総合歯科診療所 ビデオコラム 「入れ歯を使用しているとガタつきが生じるのはなぜか?」
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万代総合歯科診療所 のビデオコラムです。
歯の欠損部位に対して、入れ歯(義歯)を使っている方へお伝えしたいと思います。
入れ歯を使い始めた時は 調子よく食事ができるけど、長く使っていくうちにガタついてきたりすることがあります。
ガタつくと入れ歯が安定しないため、食事がしづらくなったり、口内炎ができやすくなることも考えられます。
今回は、ガタついてしまう原因3つと その対処法についてお伝えします。
ぜひ、参考になさってください。
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『入れ歯を使用しているとガタつきが生じるのはなぜか?』(4m28s)のビデオコラムです。
書き起こし
皆さんこんにちは。 万代総合歯科診療所のビデオコラムに ようこそ おいでくださいました。
本日は「入れ歯を使用しているとガタつきが生じてくるのはなぜか?」というテーマで お伝えしようと思います。
皆様の中には、歯の欠損に対して、義歯、取り外しの いわゆる 入れ歯ですね。
これを使っておられる方も いらっしゃるかと思います。
義歯を使用していると、かつては、安定感を持って使えていた義歯が、場合によっては 月単位で、「あれ?ガタついてきたな」というのを自覚する ということもあろうかと思います。
今回は、入れ歯を使用していると、なぜガタつきが生じてくるのか ということについて解説をしていきたいと思います。
義歯がガタつく理由の主なものとして、三つ あります。
1番目は、歯の欠損部の歯肉、もしくは 骨が痩せてくるという現象があります。
もともと歯があったときは、歯肉、歯茎や骨は、その歯を支えていたわけですけれども、歯を失うことになりますと、残った歯茎や歯肉、骨は、廃用性萎縮 と言いまして、必要なくなったということで、痩せてきてしまうんですね。
これは、年単位でこれが続いていく というふうに言われています。
義歯自体は、抜いた直後とか、ある程度の 途中段階のところでの歯型、歯茎型とでも言えるでしょうか、型を取った物で作られてきて、変形するわけではないわけですね。
ところが、義歯の相手の 歯茎や骨のほうが痩せてくると、ここの隙間が生じることによって、ガタつきが生じてくるということが考えられます。
2番目としましては、残っている歯に問題が生じたとき、ガタつきが出ることがあります。
部分義歯、すなわち、残っている歯があって 義歯を入れている方で、残っている歯と それが一体化しているというような構造の義歯の場合、残っている歯が揺らいでくるとかというような問題が生じると、これにつられて ガタつきが生じるということが考えられます。
3番目としましては 噛む力の偏り、もしくは、その集中が起きたときに、ガタつきが生じることがあります。
義歯を使っているときに、噛む力が 歯並びの全体に、均一にかからず どこかに偏っていくだとか、力の集中が起きたりすると、その部分の歯茎、そして骨が失われていくことによって、ガタつきが生じるということが考えられるわけです。
こういうような主な三つの原因の中で 生じた結果としてガタついた場合、どうすればいいのかということになるわけですけれども、こういうようなガタつきを自覚した場合には、「まあ、いっか」というようなかたちで放置してしまいますと、よりひどくなることがあります。
ガタつきを自覚した場合には、なるべく速やかに 歯科医院へ受診されて、しかるべき対応を受けていただくということが必要になってくるかと思います。
本日は 「入れ歯を使用しているとガタつきが生じてくるのはなぜか?」というテーマで お伝えしました。
※ 以下も、ご参考になさってください。