万代総合歯科診療所 ビデオコラム 「力の原因で歯が痛む 具体例 その1 ~歯並びや噛み合わせの問題~」
歯科 群馬 前橋 高崎 伊勢崎 桐生 太田 歯が痛い 矯正歯科
万代総合歯科診療所 のビデオコラムです。
前回のビデオコラムでもお伝えしましたが、歯が痛む原因は虫歯や歯周病だけではありません。
今回は、力 について解説します。
歯は、上下で噛み合うことによって、食事の際などに 機能しています。
今まであまり気にしていなかった方も多くいらっしゃるかと思います。
ぜひ、参考になさってください。
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『力の原因で歯が痛む 具体例 その1 ~歯並びや噛み合わせの問題~』(4m31s)のビデオコラムです。
以下、『 力の原因で歯が痛む の具体例 その1~歯並び や 噛み合わせ の問題~ 』の動画内容を文章に書き起こしたものです。
書き起こし
皆さんこんにちは。万代総合歯科診療所のビデオコラムにようこそおいでくださいました。
本日は『 力の原因で歯が痛む の具体例 その1~歯並び や 噛み合わせ の問題~ 』 というテーマで お伝えしようと思います。
以前に『虫歯や歯周病でもないのに 歯が痛む時は、どのような原因が考えられるか 』というテーマで、ビデオコラムを提供いたしました。
この中でその原因は力であり、力の問題には 『 歯並び や 噛み合わせ の問題 』と『噛む という事に関する癖』があるということを お伝えいたしましたが、時間の都合上、これらの詳細については 解説していませんでした。
今回はこれを受け『 力の原因で歯が痛む の具体例 その1~歯並び や 噛み合わせ の問題~ 』ということについて解説していきたいと思います。
歯並びには 本来は理想の並び方があります。
一般的に、理想の歯並びは『 審美的な見栄え』が重視されます。
しかし、本来は『 噛む力を適正に配分させる噛み合わせを作る』ということが重視されます。
専門的には もっと複雑な要素が絡むのですが、簡単に言うと『 上下の歯が いかに多くの数で接して当たることで 噛む力を 受け止めているか? 』ということになります。
噛んだ時に、上下の歯が1点でしか当たっていないよりも、2点3点4点・・・と 左右均等に当たっている点数が多いほど、噛む力を受け止める場所が多くなるので、噛む力が適正に配分されているということになるわけです。
理想の歯並びから大きく逸脱した場合、特に『 開咬 』といって 通常に噛み合わせても、前歯または奥歯が噛み合わない。
すなわち『上下の歯が当たる点が少ない 』という歯並びの方がいます。
上下の歯が当たる点が少ない という事は、その当たっている点に噛む力が集中してしまうので、痛みの原因になりやすい という事が言えます。
また開咬でなくても 一部 または 全体的に 歯並びの問題があると、『 咬合干渉 』といって、そこに力の集中がおきて 痛みを引き起こすことが考えられます。
このような場合の対応策は、噛み合わせの調整程度で済む場合や 歯列矯正などの大掛かりな処置が必要になる場合もあるなど、その対応策は千差万別となります。
いずれの場合でも、噛み合わせの問題に的確に対応できる歯科医師を受診することが 重要となります。
本日は『 力の原因で歯が痛む の具体例 その1~歯並び や 噛み合わせ の問題 ~ 』というテーマでお伝えしました。
※ 以下も、ご参考になさってください。