群馬経済新聞 様 にてコラムを執筆することになりました!
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当院 院長が 2019年 7月より 群馬経済新聞 様 よりご依頼を頂き、「ビジネスを成功に導く歯科医療」と題して コラムを執筆することになりました。
2019年7月25日発行 第1回の テーマは『健康が全てではないが、健康を失うと全てを失う』と致しました。
以下、コラムの内容を書き起こしてあります。
ぜひ ご覧ください。
書き起こし
第1回 テーマ『健康が全てではないが、健康を失うと全てを失う』
読者の皆さまが従事されているビジネスは、多少なりとも必ず「人」が関与しているかと思います。
業務に携わる「人」が健康な状態にあるのと不健康な状態にあるのとでは、同じ業績にならない、ということはご理解いただけると思います。
私は歯科医師でありますので、読者の皆さまが従事されているビジネスにおいて、経営上の業績を直接的に向上させることはできません。
しかし、私には専門職とする歯科医師として26年の経験で得られた知識・情報があります。
本コラムのメインテーマを「ビジネスを成功に導く歯科医療」と題して、この知識・情報を読者の皆さまにお伝えし、皆さまが口腔内の健康を通して更に活動的になることで、間接的ではありますが皆さまの業績向上に少しでもお役に立てれば幸いです。
さて、今回のテーマは「健康が全てではないが、健康を失うと全てを失う」です。
皆さまの中には、この言葉をどこかで見たことがある方もおられるかと思います。
歯科に限ったことではありませんが、自らの体験もしくは周囲の方の状況を通して、この言葉を深く理解されている方もおられると思います。
かつて昭和の時代においては「24時間戦えますか?」という広告がはやりました。
当時は、自身の健康を度外視してでも不眠不休でビジネスに取り組む姿が称賛される価値観があり、とりわけ口腔内の健康については軽視される傾向にありました。
私は1998年に現地で歯科医院を開業しました。
当院の患者さんの中には、日々の歯磨きを実践することもなく、定期検診も参加せず、問題が生じてもすぐには受診せず、「歯が2〜3本くらい無いほうが仕事に生きた証」と豪語される方もいました。
一方、その頃から自主的に日々の歯磨きを実践され、定期検診にも参加され、問題が生じれば速やかに処置を受ける方もいました。
それから20年近く経った現在、この両者の方々がどのような状態になっているのか、皆さまには容易に想像がつくものと思われます。
それは「多くの歯が残っている」というレベルのものではなく、全身的な健康が維持されているかどうか、というところにも大きい差が生じているのです。
口腔内の問題、特に歯周病に関しては糖尿病や心臓疾患など全身的な疾患を引き起こす原因となり得ることが分かっています。
口腔内の問題を原因として全身的な疾患を抱えた場合、治療に要する時間的・経済的損失は莫大なものとなります。
ご自身の人生を本質的、客観的、長期的な視点に立って再考し、「最優先事項は何か?」をもう一度見つめ直していただきたいと思います。