ぐんま経済新聞 様 にて執筆中のコラム 第13回です。
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当院 院長が 2019年 7月より ぐんま経済新聞 様 にて「ビジネスを成功に導く歯科医療」と題した コラムを執筆しております。
第13回の テーマは『歯科医療における費用を最小限にする方法-その2 自費診療であっても・・-』と致しました。
以下、コラムの内容を書き起こしてあります。
ぜひ ご覧ください。
書き起こし
第13回 テーマ『歯科医療における費用を最小限にする方法-その2 自費診療であっても・・-』
前回のコラムより「歯科医療における治療費を最小限にする方法」について連載しています。
前回のコラムでは、歯科医療における健康保険診療の限界について「結果的に安物買いの銭失いになる確率が高くなる」ということを解説いたしました。こうなりますと、「では、健康保険診療の対象外である自費診療の治療を中心とした治療を受ければいいのでは?」という考えが起きてくると思います。
自費診療になれば、保険診療制度による材料の制限や施術の制限、価格設定の制限が外れます。
歯科医療側にとっては、これらの制限を気にすることなく自身の実力を存分に発揮することができるはずです。
患者さん側にとっては初期の投資額は高くなりますが、その施術が長持ちすることによって、長期的には治療費を抑えることができます。
「価格が高いほどよい治療」とまでは言わないものの、このような市場原理を背景として、既に皆さまの中にも自費診療による歯科治療を採用されている方もおられるかと思います。しかし実際は、自費診療による歯科治療を積極的に採用されても高品質の歯科医療は受けられることは難しいのが現状です。
自費診療を受けることによって、材料は最高レベルのものを使うことができても、歯科医師の技術力が保険診療レベルのままであることが、その理由の大半です。
結局は再治療によって、より多くの費用負担をすることになってしまいます。
では、的確な技術を有する歯科医師を見つけるには、どうすればいいのでしょうか。
それは『規格口腔(こうくう)内写真』と『規格デンタルエックス線写真10枚法』を採用している歯科医師を探すことです。(これらについての詳細は、画像検索をして下さい)
歯科医師の技術力とこれらの撮影とは直接関連性がありません。
しかし、技術力にこだわろうとする歯科医師にとっては、口腔内の診断や治療計画の策定において、これらは必須の画像データなのです。
規格口腔内写真や規格デンタルX線写真10枚法の欠点は『その撮影に非常に手間がかかる』ということと『患者さんに多少なりとも苦痛を与えてしまう』ということです。
技術力にこだわろうとする歯科医師は、これらの欠点をもってしてもこの画像データを撮影しています。
一方、技術力にあまりこだわらない歯科医師は、規格口腔内写真を撮らないか撮影しても9枚程度です。
X線撮影においても簡便な『歯科用パノラマX線写真』だけを採用していることがほとんどです。
自費診療を受ける際には、技術力にこだわる歯科医師施術でなければ長持ちは全く期待できません。
ぜひとも参考にして下さい。