万代総合歯科診療所 ビデオコラム 「入れ歯の基本的な洗い方について」
入れ歯の基本的な洗い方について
入れ歯の基本的な洗い方について について解説しています。
ベストな洗うタイミングは?
どのように洗うと良いか??
ぜひ、動画をご覧になって 参考になさってください。
当ページ記事の目次
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『入れ歯の基本的な洗い方について』(3m25s)のビデオコラムです。
入れ歯・義歯を正しく洗っていますか?
皆様の中には、取り外しタイプの「入れ歯」「義歯」をご使用されている方もおられるかと思います。
歯を磨くのと一緒に、義歯も毎日洗っていく・洗浄していくということが必要になってきますが、この洗い方について、一部の方に間違った方法で洗浄している方も見受けられましたので、今回は、義歯の基本的な洗い方について解説していきたいと思います。
義歯を洗浄するタイミング
まず、入れ歯そのものは、なるべく毎食後、最低でも寝る前は外して確実に洗うようにすることが重要です。
義歯の洗浄を、三日に一回のように頻度が少ないと、明らかな不潔の状態になります。
例えば介護を受けているような方の場合は、それが誤嚥性肺炎の引き金となる事もあります。
義歯はこまめに清潔にすることが重要です。
義歯の基本的な洗い方
『 義歯は外して洗浄を行う 』という事が大切です。
一部の方には、義歯を装着したまま歯磨きの要領で洗っている方もおられます。
必ず義歯を外していただいて洗浄するようにしてください。
次に、流水下すなわち水が流れているところで、歯ブラシなどで、しっかりと『 こすり落とす 』という事を行うようにしてください。
また、流水下で指で義歯を触りながら義歯表面の感触を確認すると、ヌメリ感が無くなっていくのが感じ取れるようになってきます
以上の要領で、『 ヌメリ感が無くなるまで物理的に擦り落とす 』ということを実践してください。
さらに効果的な義歯洗浄の方法
上記の基本の洗い方で、大体90%くらいまで落とせます。
残りの10%、本当に細かいところに入り込んだ汚れに関しては、発泡性の義歯洗浄剤に入れて一晩しっかり泡で洗浄を行うことを推奨します。
義歯洗浄剤の効果と使用後の注意点
義歯洗浄剤の効果を期待しすぎて、大雑把に水洗をしただけで義歯洗浄剤に入れてしまう方がおられますが、おそらく義歯専用洗浄剤には、そこまで強い洗浄力は無いと解釈した方が現実的です。
繰り返しですが、まずは義歯を外して、なるべく流水下で擦り落としていただいてから、それでも取りきれなかった汚れに対しては義歯洗浄剤を使うという方法を推奨いたします。
そのあとは、必ず十分すすいでからお口の中に戻してください。
本日は「入れ歯の基本的な洗い方について」というテーマでお伝えしました。
※ 以下も、ご参考になさってください。