インプラント専門医 インプラント専門歯科衛生士 認定更新しました！
日本口腔インプラント学会（JSOI） インプラント専門医 インプラント専門歯科衛生士 認定更新しました
２０２３年３月に 当院院長 笛木と 主任歯科衛生士 新田が JSOI認定 インプラント専門医 ならびに インプラント専門歯科衛生士 資格を更新致しました。
日本口腔インプラント学会 インプラント専門医 インプラント専門歯科衛生士 名簿
それぞれの資格は、然るべき条件をクリアーしたうえで、５年ごとに更新手続きが必要になります。
院長 笛木 は更新２回目（取得歴１０年）、主任歯科衛生士 新田 は更新１回目（取得歴５年） です。
歯科インプラント専門医・専門歯科衛生士について解説いたします。
参考になれば幸いです。
インプラントの学会 専門医は１つだけ？
日本国内における 歯科インプラントに関する学会は１つだけではなく、国内で設立された学会 や 海外のインプラント学会の日本支部など 複数の学会があります。
それぞれの学会が独自の基準を設定して、専門医資格を認定しています。
当院 院長ならびに 主任歯科衛生士 が認定を受けている JSOI は、2021年時点で約16,000人の会員数を有する日本国内最大のインプラント学会です。
また JSOI は 日本歯科医学会 専門分科会 に所属している 信頼度の高い学会です。
インプラント専門医・専門歯科衛生士 とは
『 専門医 』 には、その分野に関する学会が認定する 『 学会認定専門医 』 と 朝から晩までの日々の臨床が その分野で大半を占めている（その分野しかやらない） 『 臨床専門医 』 に分けられます。『 専門歯科衛生士 』 も同様です。
インプラント臨床においては、多くは 『 学会認定専門医・歯科衛生士 』 であるといって差し支えありません。
JSOI では認定制度について
本学会は、口腔インプラント学に関わる広い学識と高度な専門的技能を有する歯科医師の養成を図り、口腔インプラント医療の発展と向上並びに国民の福祉に貢献することを目的として、専門医、専修医、インプラント専門衛生士、インプラント専門歯科技工士の資格を設けています。
と記しています。
インプラント専門医・専門歯科衛生士になるためには？
学会に入会した会員のうち、学術大会への参加・指定研修施設での研修・指定講習会への参加・学会での発表・自身が手掛けた症例の提出 等の条件をクリアーして認定試験に合格することにより、専門医・専門歯科衛生士資格が認定されます。
インプラント専門医・専門歯科衛生士を更新するには？
専門医・専門歯科衛生士資格が認定されたあと、学術大会への参加・指定研修施設での研修・指定講習会への参加・学会での発表・自身が手掛けた症例の提出 等、申請時と同様の条件をクリアーして更新申請をして合格することにより、専門医・専門歯科衛生士資格が更新・継続されます。
インプラント専門医・専門歯科衛生士の 患者さんへのメリットは？
歯科医師免許を有してさえいれば、誰でもインプラント臨床に着手することができます。
インプラント臨床に限った話ではありませんが、着手すればすぐに難易度の高いインプラント臨床ができるわけではありません。
インプラント臨床の現状としては、若手・ベテラン問わず 技術が未熟な歯科医師がインプラント臨床を行っていることもあります。
患者側の皆様が 歯科医師の技術力を見分けることが非常に難しいために、技術力の乏しい歯科医師の施術（すぐ近くに指導歯科医がいる若手歯科医師を除く）を受けてしまうことによって、トラブルを引き起こす確率が高くなります。
『 信頼度の高い学会 』 が 専門医制度を設けて専門医・専門歯科衛生士を認定することにより、患者側の皆様に安心してインプラント臨床を受けていただける可能性が高くなるメリットがあります。
インプラント専門医・専門歯科衛生士の施術であれば 絶対の安心か？
インプラント専門医・専門歯科衛生士 のもとでの施術であっても、その結果は絶対的なものではありません。私どもであっても例外ではありません。
インプラント専門医・専門歯科衛生士 資格は あくまでも 『 インプラント臨床において、一定の水準を満たしてる 』 ということです。
インプラント専門医・専門歯科衛生士の資格所有者がいなくても、高いレベルのインプラント臨床を行う歯科医院もあります
インプラント専門医であるがゆえに、抜かずに残せる歯でも躊躇なく抜歯してインプラントにしてしまう歯科医師もいる現状もあります。
患者側の皆様におかれましては、この資格の有無を絶対的なものと とらえず 『 インプラント臨床を受けるうえでの、参考基準の一つ 』 とお考え下さい。
万代総合歯科診療所におけるインプラント臨床への取り組み
万代総合歯科診療所の臨床理念は 『インプラント臨床を極めること』 ではなく 『口腔内に関連する諸問題から患者を救い、良好な状態を維持すること』 です。
インプラント臨床は、上記理念を達成するための、臨床手段の一つでしかありません。。
これからも インプラント・歯周病・根管治療・かみ合わせ などの専門分野に特化することなく、総合的アプローチで 『患者を救う・守る』 ことに邁進していきたいと思います。
