集中診療とは
集中診療システムの概要
一般的な歯科医院では、週1回30分のアポイント(予約)で治療を行うことが通常です。さらに、待ち時間が長い・1回のアポイント時間が30分しかない・次回のアポイントは1週間後…などでなかなか治療が進まないことが住々にしてあります。これは、あくまでも保険診療を背景にした歯科医院の都合にすぎないばかりか、治療レベルの低下に繋がってしまいます。
万代総合歯科診療所では、集中診療という、治療時間を十分確保することにより実現できる「高品質な治療」を皆様に受けていただくために、歯科医師がユニット(治療椅子)をかけもつような「患者並列診療」は行わず完全予約制のもとで原則1人1時間以上の診療時間を設定し、ゆとりを持った歯科臨床を行っています。したがって、流れ作業のように治療を行い、何人分もの治療を同時進行させて1人ひとりの方に使える治療時間が少なくなってしまうことによる臨床クオリティの低下を招くこともありません。
万代総合歯科診療所の集中診療には、「連続集中アポイントシステム」 「時間集中アポイントシステム」があります。
2つのアポイントシステムを活用すると、治療レベルを落とすことなく治療期間を短縮させることが可能になります。また、2つのアポイントシステムを併用することで、さらなる治療の効率化・治療期間の大幅な短縮に繋がります。
集中診療のメリット
集中診療(連続集中アポイントシステム・時間集中アポイントシステム)を導入することによって
- ・毎回の治療のための準備時間が減る
- ・治療の効率化・クオリティーの向上ができる
- ・治療期間が短縮できる
- ・来院回数を減らすことができる
- ・来院にかかる時間・交通費が短縮・節約できる
上記のようにさまざまなメリットがあります。これらの積み重ねによって、あなたの大切な時間や費用を、本来のことにまわすことができます。
当院独自の2つのアポイントシステムの他に
- ・完全予約制の導入による、待ち時間の最小化
- ・並列診療廃止による、治療中の待ち時間の削減(※並列診療:1人の歯科医師が別の患者と同時進行で治療を行うこと)
- ・1時間単位でのアポイントによる、治療時間の確保
- ・予約の都合さえ合えば、毎日来院していただいてもかまわないこと≪※抜歯等の外科処置後における傷口の治癒にかかる期間と、補綴物(被せ物・義歯等)を歯科技工士が製作する日数を除きます。≫
上記4点を加えることで、治療品質を落とすことなく治療にかかる時間を極力減らし、治療期間の短縮を目指しております。
連続集中アポイントシステムと時間集中アポイントシステムを併用することにより、下記の図のように治療期間の大幅な短縮が可能になります。
集中診療のデメリット
- ① 治療時間を長くお取りしていただくことになりますので、長時間の治療による疲労が考えられます。
- ② 治療の当日は、仕事や家事の時間を割いていただく必要があります。
しかし、治療時間が短縮できたことによって得られる利益は、長期・総合的にはこれらのデメリットを上回るものと考えております。